二次元CAD 初歩の初歩

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定価本体価格¥500+税
ページ数72
サイズA5
著者岩永 義政
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(電子書籍)
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まえがき より

二次元CADはすでに完成された技術で、手軽な設計ツールとして普及しています。そして、設計者の意図を表現し、伝える手段として重要な役割を果たしています。

正確に素早く製図するためには、CADの知識だけでなく製図の知識が必要です。本書では(Part1)で二次元CADの概要、(Part2)で二次元CAD製図の基本を扱っています。また(Part3)で簡単な図形の作図手順を説明します。ここでの例題は簡単なものですが、作図方法のヒントになります。どのコマンドを使ってどのような手順で作図すれば、正確でより早く作図できるのか、作図方法は一通りではなく様々な方法があります。これらはいろいろなコマンドを試行し、それらを把握して、CADユーザー自身が習得することです。本書がその一助になれば幸いです。

なお、オーソドックスな操作方法で、初心者でも使いやすいことで定評のあるit'sCADを使って解説します。it'sCADはただ単に効率よく作業を進めるだけでなく、CAD製図を行うときの思考の流れを重視したオペレーションになっています。また、it'sCADはベーシックでシンプルなCADですが、専門分野についてはフリーの専門コマンドを装備することで対応しています。

目次

Part 1 二次元CADの初歩

  1. CAD の画面構成と機能
  2. CAD の基本機能とコマンド
  3. マウスの基本的な使い方
  4. キーボードの基本的な使い方
  5. レイヤーの基本と設定の仕方
  6. 座標系・スケール(尺度)の基本
  7. 作図作業の基本と表示機能
  8. 編集作業の基本と要素選択
  9. 要素や環境をまとめる
  10. ファイル管理と印刷
  11. 設定の仕方

Part 2 CAD製図の初歩

  1. 図面の様式と構成
  2. スケール(尺度)と単位および文字
  3. 製図に用いる線の種類と太さ
  4. 投影法の種類と選び方
  5. 補助的な投影図の示し方
  6. 断面図の種類と表し方
  7. 図形の省略の仕方
  8. 寸法記入法の基本
  9. 寸法補助記号による寸法記入
  10. 寸法配置と寸法編集
  11. スケールの混在と歪スケール

Part 3 CAD作図の初歩

  1. V ブロックの作図をはじめる前に
  2. 正面図の外形線と中心線を書く
  3. V 字部および溝部を書き、複写コマンドを使う
  4. 平面図を書き、要素情報編集コマンドを使う
  5. 寸法と記号を記入する
  6. 保存、印刷、終了する