今までどうしても別問題にされがちだった「福祉」と「医療」の法律問題を、従事者の関連法規の側面から一つにまとめ上げました。全体として、「福祉」と「医療」のよりよい関係を模索するようなものに仕上げました。この分野を扱うものとしては、従来から特に医療法学という学問がありますので、本書でもその積み上げられた業績をふまえました。
しかし、この分野の法律には、最近大幅に改正されたものが少なくないだけでなく、新しい論議も巻き起こっています。そこで、このあたりのことも思い切って論じてあります。これを身近なところから学べるように、読本の形式としました。
巻末に「知っておくべき法律用語集」をのせてあります。えてしてわかりにくくなりがちなこういう分野の勉強に、是非とも生かしていただけたらと思っております。