
これは歴史書ではない。
敗戦後64年経った今日でも、中国・韓国の政府高官が、日本人の歴史認識が間違っていると、声高に指摘する。すると日本人は思考を停止してしまって、何も言わずに、黙って頭をさげ、下を向いてしまう。それでよいのだろうか。 日本の先輩達が、戦争を行って彼らに、大変な苦痛を与えたことは、事実である。そのことについて「謝れ」といわれれば、何回でも謝らなければならない。しかし、だからといって、日本の過去を全否定しなければならないということではない。
日本人は顔を上げて、明治以来の日本近代史と、日本文化の真の姿を、見つめ直し、今自分の置かれている立場を、明確に把握しておく必要がある。そしてこれからの日本は、完全に自立して、自ら責任ある行動を取り、空しくて得るものの何もない戦争には、絶対に手を染めないと、誓い続けていかなければならない。
そしてこの姿勢を、世界に押し広めていくことが肝要なのである。そう願いながら書いたのが、この本である。
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